BLEビーコンの特徴

更新日:2020/02/25

はじめに

ORUYOはビーコンの検知にBLEビーコン(iBeacon)を利用しています。
BLEビーコンはその特性により利用シーンによっては検知精度が下がってしまう場合があります。
BLEビーコンの特性を理解し、センサー、ビーコンの利用方法、設置場所を見直すことで、検知精度の改善につなげることができます。

BLEビーコンの特徴

BLE(Bluetooth Low Energy)とは、近距離無線通信技術Bluetoothの拡張仕様の一つで、極低電力での通信を可能とします。
BLEビーコンは2.4GHzの周波数の電波を一定間隔で発信(WiFi等と同じ周波数帯)しています。

BLEビーコンの注意点

BLEビーコンはその特性から一部環境においては電波到達がしにくくなり、ビーコンとしての検知精度が低下する場合があります。

電波を発する電子機器による電波の干渉

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他の電波(WiFi/電子レンジ等)が__極端に混在する__場所では電波の干渉うによりビーコンの検知精度が落ちる可能性があります。
ただし、WiFiやBluetooth等を一般的に利用されている程度環境においてはそこまで影響はありません。

センサーとビーコンの間の障害物

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Bluetoothは電波に直進性があるため、ビーコンとセンサーの間の障害物により検知精度が下がる可能性があります。
(特に金属物/水による電波減衰が大きい)

上記特性を考慮し、ご利用時に想定した検知が行われない場合、上記の様な電波の妨げになるようなシチュエーションが無いかご確認頂き、ご利用方法の見直しを頂くことで検知精度が改善する場合がございます。

ご不明点はこちらからお問い合わせください。

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